2011年6月23日木曜日

ただでは、すまない。

皆様どうも、こんばんは!!

ここ、二日間ほど真夏日が続いていますが、皆様は体調の方は大丈夫ですか?
私は、すこぶる夏バテです。




突然ですが、植木屋さん、庭師の間でチャドクガよりも恐れられている昆虫がいます!
So、それは、it Bee!!

蜂です。
しかも、スズメ系の蜂は特に嫌だねったら、嫌だね〜。

昨日、私の仕事はお寺様の管理作業となっており、その際に私が担当したのが、ツゲの刈込み作業でした。

作業開始間もなく足下が階段になっている所のツゲを三脚を使用して刈り込んでいましたら、ツゲの中から突然、私の顔をめがけキイロスズメバチ(2cm強)が猪突猛進に飛んできました!!

「来たな!!」と思った私は、ツゲを刈り込む為に持っていた、電動バリカン「ショーティー(短いから)」で1匹目を撃破!!

玉砕無念の心境だろうと思いやる間もなく、私の右方向から仲間を葬った畜生の私めがけ2〜3匹飛んできました。

「う〜ん、こりゃ勝てん無理だね・・・」と思った私は、決断0.5秒で三脚からダイブ!!

足下が階段だと言うことも忘れ着地タイミングを見誤り、30過ぎの大の大人が豪快に転けました。

「なべちゃん!どうしたっ!? 大丈夫かー!!」との声が聞こえます。

しかし時既にやすし・・・。

結果、左肘裂傷と左足をくじき、負傷・・・。



その後、今度は庭師達の逆襲により、蜂撃退スプレー「蜂ジェット」で退治しました。

機能を失った巣を見てみるとテニスボールほどの大きさでした。

私は、幸いにもキイロスズメバチに刺されずに済みましたが、左肘裂傷と左足捻挫という代償をはらうはめに。
(※暑さと、負傷の痛みでBlog用の写真撮るの忘れました、いつもの様にすみません・・・・情けない。)




過去に蜂に教われた経験のある庭師達から話を聞くと・・・・。

ケース1 (調布市在住 Gさん 29歳) 
造園管理の作業中、スズメバチに追いかけられ、「スズメー!!」と叫びながら、猛ダッシュで逃げたが、前方不注意で壁に顔面を強打(結果、刺されてはいないが、顔面負傷)

ケース2 (横浜市在住 Kさん 42歳)
10尺の三脚に上り樹木(巣があった)の選定中スズメバチ接近、地面との高さがあるため飛び降りる事はしないで、そのまま戦闘開始、3秒間程の攻防戦を繰り返したが、多勢に無勢スズメバチの逆鱗に降れ猛攻撃を受ける。必死で三脚を安全に降り、やむなく、その場から退散(結果、頭頂部3発、右前腕から背中、左前腕部にかけ7発、計10発刺される・・・下手したら死にます)

など、スズメバチに襲われたら、刺されるか、何かで負傷してしまうか!?と、ただではすみません。

皆様も、くれぐれもお気をつけ下さい。
この時期、スズメバチさん達は巣作りに励んでいます。
キイロスズメバチ(蜂全般)は巣に近づかなければ殆ど、攻撃して来ないそうです。
ですので、私たちにも言えた事ですが灌木や生け垣、樹木に何らかの理由で近づく場合は、まず、よ〜く観察しましょう!


(重要!!)
巣を見つけても、下手に自分たちで撤去しようとせず、地域の役場などに連絡をして専門の方に撤去してもらいましょう。
人によりますが、刺された際に過剰にアレルギー反応を起こし重度のアナフィラキシーショックを起こし最悪、死に至る事もあります。
万が一、1発でも刺されたら、直ぐに病院に行きましょう!!  約束です。



この世に生を受けたときから人間社会と言う土俵の上で、モラルと言うしがらみの糸で操られている私たち人間と、蜂社会も何ら変わらないのでしょう・・・皆、生きていく為に必死なんだと思います。


PS
人間は、それでも、楽しく、そして素敵に人生をおくる為の術を知っている生き物だと思います!!
ただでは、すまないが!ただでは死ねない!!

ガンバレー!!ヒューマン!!





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