2011年5月14日土曜日

この香りもいつか・・・・

お昼時になりMyBossとノティ助さんと私で昼ご飯を食べに行こうと。
植木仕事をしている現場から、中華料理屋に向かう道すがら、ふと良い香りが...MyBossがフラリと、その香りを出している所へ行き「この時期にしか、この香りはたのしめないんだよなぁ〜」と呟きました・・・・。



皆様、ビーチャムドハイルタイ!

懐かしくなる香りってありますよね?
街を歩いていると何処かの誰かが着けている香水の匂いがして・・・・昔、付き合っていた彼女がこの香水を着けてたなぁ〜とか思い出しては、映画イージーライダースで女性に囲まれた時のビリー(ジャック・ニコルソン)の様にニヤついてみたり。

春も終わりに近づく夕暮れ時、バイクなんかで走っていると鼻に感じる初夏の匂いに、私が小学生の頃、夏休みを利用し岩手の親戚の家に泊まった時に行った夏祭りを思い出し、映画、少年時代で友と思い出を胸に、引っ越して行く主人公の少年の様に少しセンチな気持ちになってみたり。

そんな、懐かしくさせてくれる香りが皆様にもあると思います。
匂いの記憶って凄いですね。
視覚や聴覚、感覚よりも、更に味覚と嗅覚はその当時の記憶と懐かしさを鮮明に呼び戻してくれるような気がします。

でも、不思議だなと感じるときがあります。
例えば、草木でいうと、私は秋のキンモクセイの花の香りを嗅ぐと自分が保育園児の時の運動会を思いだします。
少なくとも私は園児の頃から毎年毎年、現在に至るまで、キンモクセイの花の香りを感じているのに、いつから、それが懐かしい運動会の匂いと記憶し思うようになったのか?
春の香りだって、夏の香りだって秋だって冬だって四季の香りは存在し、毎年毎年私は、それを感じては、それぞれに私の過去の懐かしい記憶と場面がリンクします。
でも、いつ頃から、そう感じるようになったんだろうと考えてみても今はもう、解りません。

この日、MyBossの一言がきっかけで、私がポツリと感じ、始めて意識したジャスミンの香り。
この香りが何十年後かの自分の記憶となり、その時の自分がジャスミンの花の香りを感じるたびに、今現在の私が庭師の仕事を頑張っていた時の事を思い出しては、懐かしく思う日が来るのでしょう。

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